3レベルPWM D級アンプの試作

3レベルPWM D級アンプを試作しました。

 

主要ディバイスは、

制御用にADA4001-2,

三角波生成用にLT6275,

電流検出にLT1995,

コンパレータにLT1713,

PWMドライバにSi8244,

出力段のSiC MOSFETにC3M0280090D

をそれぞれ使用しています。

 

肝心の音は、

エージングが進んでいる段階ですが、

リファレンスモニタに用いているS-300

ロックコンサートのライブ音源を聴く限り、

自然な感じで色づけのない感じです。

 

ハーフブリッジのGaN電流モードD級アンプとの比較になりますが、

もはやこのレベルになると、

フルブリッジやハーフブリッジなどの

回路方式による音質の違いというのはほとんど感じられません。

 

400Wの出力が必要でない限り回路規模が大きくなるので、

100Wまでならハーフブリッジの電流モードD級アンプで

十分なのかもしれません。

 

電流モードのD級GaN MOSFETアンプのオペアンプとコンパレータ音質比較

 電流モードのD級GaN MOSFETアンプで、

これまでLT1057LT1016で十分満足な音質を得ていますが、

いくつか異なるオペアンプ(ADA4001-2, LT6275)とコンパレータ(LT1713)を入手して聴き比べてみました。

 

まず、LT1057とLT1713の組み合わせです。

コンパレータの伝播遅延の違いがどう出るかという比較です。

結果としては、LT1713にすると音が太くなりました。

LT1057は低音がかなり気持ちいい感じです。

 

つぎに、ADA4001-2とLT1713の組み合わせです。

JFETオペアンプでDCゲイン、GB積、スルーレートの違いがどう出るかという比較です。

ADA4001-2はモニターライクな感じで、緻密な感じになります。

 

最後に、LT6275です。

電流帰還型のBJTオペアンプで、オフセット、GB積、スルーレートの違いがどう出るかという比較です。

これは、かなりいい感じです。

低音だけでなく高音の質感が素晴らしい。

 

SOP(1.27mmピッチ)/MSOP(0.65mmピッチ)の変換基板の半田付けが面倒ですが、

いろいろ試してみる価値はあります。