LLCコンバータのLTspiceシミュレーションその2

より簡単なLLCコンバータのLTSpiceシミュレーションを見つけたのでまとめておきます。

こちらのリンクが参考になります。

LLCコンバータの設計方法【詳細説明】

 

LTSpiceモデルのポイントとしては、

MOSFETをスイッチとダイオードで構成して、

ハーフブリッジの上下2つのスイッチを、

2つの電圧源でPULSEの位相を半周期ずらして駆動しています。

 

また、2次側出力電圧は初期値として与えてあるので、

定常状態になるように、スイッチング周波数で

2次側出力電圧を制御できることがわかります。

 

LTSpiceの回路図です。

LTSpiceの過渡解析の結果です。

トランスの共振電流(緑)、

励磁電流(青)、

1次側電流(赤)

をプロットしています。

共振キャパシタは、

スプリットにしてグランド側に

配置するトポロジーもあります。

 

2次側は、カレントダブラの単電源の構成から、

両電源とするためにセンタータップのブリッジ構成としています。

 

2次側の出力キャパシタの後に、

LCフィルタを構成してリップルを減少させています。

 

ハーフブリッジ・トポロジーのバリエーション

商用電源(AC115/230V)から+-50Vの正負電源を得る

オフライン・コンバータ(SMPS)のトポロジーとして、

ハーフブリッジ・コンバータが適用できますが、

バリエーションとして、

ハードスイッチング(対称HB、プッシュプル)、

ソフトスイッチング(非対称HB、アクティブクランプ)、

LLC(共振型HB、プッシュプル)の

3つあるようです。

 

以下の資料が参考になります。

Power Converter Topoology Trends

Power Topologies Handbook

Power Topologies Poster

 

800W, +-50VのLLCハーフブリッジの既製品を参考としてあげておきます。

SMPS800RE