オーディパワーアンプにおけるスイッチング電源のノイズ対策をまとめておきます。
以下のリンクが参考になります。

まず、3つのノイズに対する対応は以下の通りです。
- リップルノイズは、フィルタ(LC)で対応します。
- 広帯域ノイズは、回路設計(IC)やプリント基板のレイアウトで対応します。
- スパイクノイズは、ZVS(BCM PFC, LLC DC/DC)で対応します。
一方、ノイズを発生するスイッチング電源側の対策だけでは不十分です。
特に、スイッチング電源の基板やケーブルから伝導および放射されるコモンモードノイズ対策としては、アンプ基板の入力信号の伝送方式で対応します。
具体的にはアンプの入力部をバランス入力およびラインレシーバ(差動増幅)にすることで対応します。
また、コモンモードループの対策も重要で、アースインダクタやCMCで対応します。