音響回路としてのスピーカーエンクロージャーの設計をまとめておきます。
こちらのリンクが参考になります。
まずエンクロージャー設計に重要な図表を引用しておきます。



簡単に理解をまとめると、太さが一様な音響管は分布定数回路による4端子回路と見なせます。
また、太さが変化する部分を音響回路素子(集中定数による4端子回路)と見なす場合、細い部分は質量リアクタンス(コイル)として、太い部分は容量リアクタンス(コンデンサ)としてそれぞれ振る舞うということのようです。
その他、トランスミッションラインだけでなく、ホーンやバスレフを理解するための記述もたくさんあるので、包括的な理解が深まります。
「音響回路としてのスピーカーエンクロージャーの設計」への2件のフィードバック