より簡単なLLCコンバータのLTSpiceシミュレーションを見つけたのでまとめておきます。
こちらのリンクが参考になります。
LTSpiceモデルのポイントとしては、
MOSFETをスイッチとダイオードで構成して、
ハーフブリッジの上下2つのスイッチを、
2つの電圧源でPULSEの位相を半周期ずらして駆動しています。
また、2次側出力電圧は初期値として与えてあるので、
定常状態になるように、スイッチング周波数で
2次側出力電圧を制御できることがわかります。
LTSpiceの回路図です。
LTSpiceの過渡解析の結果です。
トランスの共振電流(緑)、
励磁電流(青)、
1次側電流(赤)
をプロットしています。
共振キャパシタは、
スプリットにしてグランド側に
配置するトポロジーもあります。
2次側は、カレントダブラの単電源の構成から、
両電源とするためにセンタータップのブリッジ構成としています。
2次側の出力キャパシタの後に、
LCフィルタを構成してリップルを減少させています。