Fostex FF105WKの周波数特性と音場補正についてまとめておきます。
10cmフルレンジ、2層紙コーンとアルミ・リッジドームによるメカニカル2-wayのユニットを
バスレフにしています。
REWのEQ画面です。
低域のピークは部屋の定在波、1.5kHz周辺の盛り上がりは分割共振と思われます。
93.7Hz, 134.5Hz, 210Hz, 315Hz, 1,501Hzのピークをつぶして、
227Hzを持ち上げるEQになっています。
音は下から上まで元気よく出る感じで、
よいスピーカーに仕上がっています。
高域はリッジドームの軸特性の影響を受けるので、
セッティングとリスニングポジションに注意が必要です。