S-ST05のツイーターですが、
ネオジウムマグネット内磁型で
35KHzまでをカバーしているようです。
しかし、もとのネットワーク
(3kHz 6dB/Oct LPF, 20kHz 6dB/Oct HPF)では、
ウーファーとツイーターのかぶりが広すぎて、
今ひとつです。
念のため、エッジレス構造のウーファーだけ
ネットワークをスルーで測定してみたところ、
14kHzまで高域が伸びていることがわかりました。
実際ウーファーだけで、
フルレンジとして充分に聴ける音です。
ということで、ツイーターの低域側をカットすべく、
13kHz 12dB/Oct(1uF, 0.15mH)のHPFを
ツイーターにかける構成にしました。
もともと付いている0.41mHのコイルの巻数を減らして、
0.15mHに調整したものと、
もともと付いていた1uFの電解コンデンサとで
構成したHPFをツイーターに、
ウーファーをスルーにするように、
配線を変更しています。
吸音材もニードル・フェルトを
キャビネット上部の空間と
下部のバスレフポートを囲む位置に、
貼ってみました。
結果としては、上出来だと思います。
エッジレス・スピーカーの音が
ストレートに出てくる感じです。