ONKYO D-N7TXを入手しました。
このスピーカー、かなりいい感じです。
ただ、音量をあげるとややブーミーな感じになります。
というわけで、まずは中身を確認します。
取扱説明書では、クロスオーバー周波数は6kHzとなっていますが、
ネットワークは、2.2uFのコンデンサーによる18kHz, 6dB/Oct HPFです。
フルレンジにスーパーツイーターをのせてる感じです。
リング型ツイーターの音は、
ソフトドームに比べて、はっきり鳴る印象です。
ウーファーはモノコックで、センターキャップがありません。
4Ωのためか、かなりパワー感があります。
エンクロージャー容量も8Lあり、
スリット型のバスレフで、ポートの共振もなく、
余裕の低音です。
音量を上げるとブーミーになる原因は、
バッフル板(22mm厚)以外の板厚が9mmと薄いのと、
ウール系の吸音材を軽く接着しているだけなのが原因だと思われます。
そこで、まずは、吸音材を変えてみました。
後面と側面(1面だけ)に10mm厚のニードルフェルトを、
天面に50mm厚の波形スポンジをそれぞれ貼ってみました。
結果としては、音量をあげても、聞きやすい感じになりました。
今後、4Ω用のネットワークを入手して、
さらに手を入れてみたいと思います。