WP-FL10は、かなりドンシャリの10cmフルレンジです。
しかも、用意したバスレフのエンクロージャー(WK10mFN)とダクト(P43-123)は、
もともとCHN70用なので、WP-FL10にはマッチしません。
本来なら、ダクトを(P35-120)などに変更するべきなのですが、
木工作業が面倒なので、他の手を考えました。
フィルタープラグイン(MBandPass)で、
HPF = 72Hz, -12dB/Oct, LPF = 15kHz, -6dB/Oct
を設定して、
WP-FL10の周波数特性をCHN70に近づけます。
狙い通り、とても上品な音になります。
この後、必要に応じて、
ネットワークなりダクトで調整するのが、
手っ取り早そうです。
密閉だと低域のイコライジングは当然なんですが、
バスレフもダクトの共振周波数に応じて、
低域のカーブを調整すると、
自然なバスレフの音になります。
アルミのセンターキャップの耳障りな
帯域も調整した方が、
聴きやすい音になります。