吸音材の物理モデルとシミュレーションに関するリンクをまとめておきます。
音響材料特性予測ソフトウェアSTRATI-ARTZと自動車防音材の設計
ATLの説明やカットモデルを見る限り、
Biotモデルで多孔質弾性材料(波形のウレタンフォームなど)の
矩形管での特性がシミュレーションできれば、
良さそうです。
LTspiceによる回路シミュレーション、EagleによるPCB設計、試作、EMSによる頒布まで
吸音材の物理モデルとシミュレーションに関するリンクをまとめておきます。
音響材料特性予測ソフトウェアSTRATI-ARTZと自動車防音材の設計
ATLの説明やカットモデルを見る限り、
Biotモデルで多孔質弾性材料(波形のウレタンフォームなど)の
矩形管での特性がシミュレーションできれば、
良さそうです。
Gate DriverのSPICEモデルに関する問い合わせをいただいたので、
Si8244のSPICEモデルを紹介しておきます。
Si824x isolated MOSFET gate drivers
Public Domainとなっていて、
AttachmentsのSi824x_library.txtをダウンロードできます。
スピーカーのエンクロージャーの方式として、
代表的な密閉、バスレフ、トランスミッションラインの3つを考えます。
まず、それぞれの方式の参考になる記事などをまとめて起きます。
密閉:
クリプトン渡邉氏がスピーカー開発キャリアを総括。「密閉型」「2ウェイ」にこだわる理由とは?
バスレフ:
TRANSMISSION LINES-THE REAL WORLD MEANS TO ENHANCED PERFORMANCE MONITORING
ここでは、エンクロージャーの役割は、
スピーカーユニットの背面に放出される音波のエネルギーの利用方法で特徴付けます。
まず、密閉は、エンクロージャーによって閉じ込められた音波のエネルギー(定在波)を吸音材によって、熱エネルギーに変換して捨てています。
つぎに、バスレフは、エンクロージャーの容積とバスレフポートによる、ヘルムホルツ共鳴によって、低域のエネルギーを再利用します。
最後に、トランスミッションラインは、一方の端が閉じた閉管による気柱共鳴によって、低域のエネルギーを再利用します。
定量化や定式化が難しい設計のポイントとして重要なのは、
エンクロージャー内部やポート、ベントの内部に生じる定在波や、
ポートやベントに生じる乱流による風切り音などをどう処理するかにあります。
また、エンクロージャーの方式によって、
背圧などのスピーカーユニットへの反作用も変わってくるため、
最適な組み合わせにならない場合もあります。
いずれにしても、
スピーカーの最適設計のためには、
基本的な物理と工学的実現方法を
理解する必要があります。
LTspiceによるスピーカー・エンクロージャーの設計と
TLSの設計技法をまとめておきます。
TLSの簡単な試作としては、
こちらのユニット、エンクロージャー、吸音材を利用しようと思います。
TBW-1000トールボーイ型バックロードホーンエンクロージャーキット
狙いとしては、
バックロードホーンを逆向きに、段付きのテーパー管として利用します。
また、吸音材で中音域を吸音して、
開放端の大きさはスロート用の板で調整します。