ADP1074のソフトスタートに関してまとめておきます。
以下の資料が参考になります。
具体的な問題として、
ADP1074を用いた正負電源の起動時に
2次側の同期整流のドライバとしてLTC4446を
2つ起動しようとすると、
負荷電流が増大してうまく起動しないようです。
そこで、SS1, SS2の容量をそれぞれ1uF, 2.2uFに増大させたところ、
SPICEシミューレーションでは、
150msほどで、出力が+-50Vになるまで、
同期整流を開始させずに、
ソフトスタートするようになりました。
このあたりは、実回路の挙動をみながら、
シミュレーションで確認してみるしかないようです。
なお、同期整流用のMOSFETの耐圧は300V必要なようです。
Infineonだと、このあたりでしょうか。