アクティブクランプ・フォワードコンバータの設計の
見直しをしていたところ、
こちらのアプリケーションノートを見つけました。
AN-1454: ADP1074、ADP1071-1、ADP1071-2 を用いた電源のトラブルシューティング: 一般的なシナリオ
これまで、LTSpiceでシミュレーションを繰り返したり、
ADP1074のデータシートを注意深く読むことで、
ほとんどの事象は対処できていますが、
これから設計する方は、
事前に目を通しておくことをおすすめします。
一般的な傾向として、
Analog Devices製品のデータシートは、
Linear Technology製品のデータシートと比較して、
典型的なアプリケーションの具体的な回路例が載っていないので、
経験の浅いエンジニアやホビイストにはかなりハードルが高いです。
LTspiceにAnalog Devices製品のモデルが増えてきているので、
Open Macromodel’s Test Fixtureボタンをクリックすると提供される回路で、
シミュレーションによる設計の確認はしやすくなってきていますが、
モデル自体の振る舞いを理解するためには、
データシートとアプリケーションノートを丁寧に読むしかないので。