300Wアクティブクランプ・フォワードコンバータの回路設計
をまとめておきます。
D級アンプ用に、入力AC100V, 出力DC+-50Vの正負電源を構成します。
フォワード・コントローラに
絶縁型ゲートドライバに
フォワードコンバータの
Nch MOSFETに
アクティブクランプの
Pch MOSFETに
同期整流用のNch MOSFETに
をそれぞれ用いています。
LTspiceによる回路図を示します。
ADP1074の2次側のグランドを-50Vにして、
+50Vの同期整流用のMOSFETを
ADuM4120-1Aで駆動しています。
起動時の過渡解析の結果を示します。
緑がDC+50V、青がDC-50Vの出力です。
アクティブクランプなので、
RCDスナバの抵抗の発熱の問題はなく、
プッシュプルと違って、
1次側のMOSFETの耐圧も入力電圧を基準にすればよいのですが、
スイッチングに伴うサージ耐量だけが気になります。