当初、LT1363で試作したD級GaN MOSFETアンプですが、
ノイズとオフセットが大きいので、他の積分器用オペアンプを検討しました。
動作条件としては+-5Vで、2次のLPF(3.3kΩ/470pF, 200/220Ω,470pF)による反転増幅 (積分回路)で、1MHz程度の自励発振周波数、コンパレータへの出力には470pFをぶら下げています。
データシートのスペックではそれぞれ一長一短がありますが、
SPICEシミュレーションで挙動を比較した上で、
候補としてLT1220, LT1357, LT1122を選んで、試聴比較してみました。
LT1220は、ややおとなしい感じです。
LT1357は、高域が素晴らしいです。
LT1122は、低域が素晴らしいです。
好みや聴く音楽のジャンルにもよると思いますが、
LT1122がオフセットも小さい(実測値 0-0.1mV程度)ので、
おすすめです。