D級GaN MOSFETアンプの
スイッチング速度を追求するために、
より高速なドライバとしてSilicon LabsのSi8244を選択し、
回路はSi824xClassD-KITを参考にして、
SPICEシミュレーションしてみました。
過渡解析の結果はこちらです。
自励発振周波数はデッドタイムに依存しますが、
2MHzを越えるようです。
DSDのサンプリング周波数が2.8224MHzなので、
音も期待できると思います。
一方でスイッチング周波数が増加するにつれて、
ドライバの熱損失が問題になってきますが、
試作してみる価値はありそうです。
また、Si8244は絶縁型ドライバなので、
レベルシフトが不要になり、
回路も単純になります。